【課題#3】LEDの1530色変化
この課題では、mBotに搭載されたLEDライトを使って、合計1530色に変化させるプログラムを作成します。
プログラミングの基本概念である変数の活用やインクリメント(加算)とデクリメント(減算)を実践的に学ぶことができます。
鮮やかな色の変化を楽しみながら、子どもたちの学びを深める絶好の機会となるでしょう。
先生や親御さんへ
この課題は、プログラミング教育の必修化に伴い、子どもたちに楽しくプログラミングを教えるために作成した教材です。
未経験の先生や、家庭で子どもと一緒にプログラミングを学びたい親御さん向けに、ロボットプログラミングを通じて、子どもたちの論理的思考力や創造性を伸ばすきっかけとなれば幸いです。
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この課題で学べること
- 変数の使い方:RGB(赤、緑、青)値を変数として管理し、それぞれの値を操作する基本的なスキルを学習します。
- インクリメントとデクリメント:値を少しずつ増やしたり減らしたりする処理の重要性を理解し、滑らかな変化を実現するプログラムを作成します。
- 色の仕組みの理解:光の三原色であるRGBの組み合わせを学び、色がどのように表現されるかを体験します。
課題の概要
目標
mBotのLEDを、RGB値を使って1530色に変化させるプログラムを作成します。
仕組み
RGBは光の三原色で、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つの値を組み合わせて色を作ります。
各値は0から255の範囲で指定します。

この課題では、RGB値を調整することで、『赤 ⇒ 緑 ⇒ 青 ⇒ 赤 ⇒…(繰り返し)』と色を変化させます。
段階的に、合計1530色を発光させて、下の図のように滑らかに色を変化させます。

使用するツール
- mBot
- PC、またはタブレット
- 『mBlock』をインストールしたもの
制御方法の概要
mBlockで使用するブロック
3つの変数『R値』『G値』『B値』と、RGB値を指定してLED点灯するブロックを用意します。
3つの変数を様々な値に変化させ、その結果をRGB値指定ブロックに代入することで、LEDを1530色に変化させます。
