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【徹底レビュー】Apitor Robot R ~レゴ(LEGO)ブロックと互換性あり~

小学生向けロボット
この記事は約12分で読めます。

今回は、子どもの知的好奇心を刺激するプログラミングロボット教材「Apitor Robot R」について詳しくご紹介します。

このブログでは、基本情報から使い方、レビューまでをわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

Apitor Robot Rの基本情報

Apitor Robot Rは、子どもたちが遊びながらプログラミングの基礎を学べるよう設計されたロボットキットです。

  • 対象年齢:6歳以上。 初心者からプログラミングに親しめます。
  • 構造:4種類のロボットを組み立て可能。オリジナルロボットも作れます。300ブロック、1コントロールモジュール、2モーター、2LEDライト。
  • プログラミング:ビジュアルプログラミングアプリ(ScratchJr)を使用し、視覚的にプログラミングが可能。
  • アプリ:リモートコントロール、組み立て方法の確認、コーディングが可能。

Apitor Robot Rの使い方・プログラミング方法

組み立て、操縦、プログラミングは全てApitor専用アプリ「Apitor Kit」を用います。

組み立て方

アプリ起動後、「ブロック組み立て」を選択します。

画面遷移後に、4種類のロボットが表示されます。
ロボットを選択すると、それぞれの組み立て取説が表示されます。

コントロールモジュールへの乾電池の差し込みは、ブロック組み立て前に行うことをおススメします。
ブロック組み立て後は、バッテリー部分の蓋が開かなくなる場合があります。

操縦方法

アプリ起動後、「リモートコントロール」を選択します。

リモートコントロールは4種類から選択可能です。

  1. デュアルモーターリモートモード

左側のスティックで前進、後退、左折、右折が操作できます。
単純にロボットを走らせるのであれば、このモードが一番操作しやすい印象です。

  1. シングルモーターリモートモード

左右のモーターを個別に操作します。
それぞれ前進と後退を操作でき、ロボットの細かな制御をしたい時や、オリジナルのロボットを作成した際に役立つかもしれません。

  1. ジャイロモード

デバイス(スマホ・タブレット)の傾きを検出して、その方向にロボットが動きます。
ロボットと一体となる感覚が楽しめます。

  1. パスモード

指先でデバイス画面をなぞり、その軌跡をロボットが動きます。
体感的にルート設計をするのに役立ちますが、デバイスの軌跡通りにロボットを動かすのは難しい印象です。

プログラミング方法

アプリ起動後、「コーディング」を選択します。

  • 新規コード:
    新たにプログラムを作るモードです。
  • 冒険ゲーム:
    組み立てからプログラミング方法(前進/後退/右折/左折、LED点灯等)までチュートリアルに沿って操作できます。
    プログラミングに初めて取り組む初心者におススメのモードです。
  • コードサンプル:
    各ロボットのサンプルプログラムがあります。
  • マイコーディング:
    自分で作ったプログラムを保存すると、ここに格納されます。

プログラミング例

「新規コード」を選択してプログラムの作成する場合の一例をご紹介します。
「新規コード」選択後、以下の初期画面が立ち上がります。

  • 黄色:イベント(開始)ブロック
  • 青色:モータ駆動ブロック
  • ピンク色:LED点灯ブロック
  • 緑色:音声ブロック
  • 赤色:待ち処理、繰り返し処理、停止処理ブロック

ここでは『直進⇒右折⇒直進』を行うプログラムを作成してみます。

上記のプログラムは、

  1. 実行ボタンが押されると、
  2. モーター速度5で3秒間「前進」
  3. モーター速度5で2秒間「右回転」
  4. モーター速度5で3秒間「前進」
  5. 停止

のプログラムとなります。

Apitor Robot Rのレビュー

1. 対象年齢の幅:★★★☆☆(3/5)

6歳以上を対象にしていますが、ロボットの組み立てに関しては、子供一人で行うには少し難しい部分もあるかもしれません。
一方で、プログラミングはScratchJrを使用しているため、未就学児でも簡単にプログラミングができます。

組み立ては保護者がサポートし、操作は子供に任せるといった使い方が適しているかも知れません。

ScratchJrは未就学児でも扱える半面、できることに限りがあるため、ある程度のレベルを身につけると物足りなく感じる可能性もあり、評価は3です。

2. 教育効果:★★★★☆(4/5)

組み立てとプログラミングの両方を体験できるため、単なる知識の習得だけでなく、実践的な学びが得られます。また、モーターやLEDライトを活用した動作が、子どもの興味を引き出しやすい点も評価ポイントです。

3. 操作性:★★★★☆(4/5)

アプリのインターフェースは直感的で、プログラミング初心者でも扱いやすい設計です。

ただし、初期設定やBluetooth接続に時間がかかる場合があり、小さい子どもにとっては少し難しいかもしれません。日本語対応が十分ではない部分もあり、言語面での改善が期待されます。

4. 拡張性と長期利用の可能性:★★★★☆(4/5)

4種類のロボットを作れるモジュール設計は魅力的で、創造力を発揮する場が広がります。
また、LEGOブロックと互換性があるため(実際につなげて確認した範囲)、オリジナルのロボットに拡張できることも高評価です。

ただし、小学校高学年でScratchJrを使用することに物足りなさを感じる可能性があり、満点ではありません。

5. コストパフォーマンス:★★★★★(5/5)

同様の機能を持つ他のロボット教材と比較して、リーズナブルな価格で高品質な体験が得られるのは大きな強みです。
この価格帯で、組み立てからプログラミングまでが学べる教材は少なく、初めてロボット教材を購入する家庭には非常におすすめです。

総評:(20/25)

Apitor Robot Rは、STEM教育を始める家庭に最適なロボット教材です。

教育効果の高さ、リーズナブルな価格、自由な組み立てが魅力的で、子どもの学びや遊びの時間を充実させます。手軽に学びの第一歩を踏み出したい方に非常におすすめです!

コード・A・ピラーをおススメできる人

  1. プログラミング初心者の子ども
     ブロック型プログラミングで、楽しく学べます。
  2. STEM教育を始めたい親御さん
     自宅で気軽にプログラミング学習を始めたい方に最適です。
  3. リーズナブルな教材を探している方
     コストパフォーマンスが高いので、初めてのロボット教材におすすめです。

実際に使ってみた感想

組み立て

5歳児でも、一日かけてほぼ一人で組み立てられました。

タイヤのはめ込みなど、力が必要な個所は保護者のサポートが必要ですが、アプリの取説を観ながら一人で夢中に取り組める点が魅力的でした。

プログラミング

ScratchJrのため、未就学児でも一人でプログラミングに取り組めます。子どもが試行錯誤する姿を見ることができました。

ただし、アプリの立ち上げ、モード選択、Bluetooth接続といった部分は保護者のサポートが必要となり、全て子ども一人で操作は難しい印象です。

操縦

4つのモードがあり、それぞれを楽しむことができます。

未就学児にとっては、ラジコンを楽しむ感覚のようで、プログラミングよりもこちらに関心があるかもしれません。(笑)

まとめ

Apitor Robot Rは、手頃な価格でありながら、組み立て・プログラミングを体験できるロボット教材です。 特に、子どもが楽しく学べる設計になっている点が素晴らしいです。

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ実際に触れてみてください。
あなたのお子さんにとって、最高の学びの相棒になるかもしれません。

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