今回は、Apitor Robotシリーズの豊富なラインナップについて詳しく解説します。Apitorは、STEM教育を推進するために設計されたロボット教材を提供しており、それぞれ特徴や用途が異なるため、選ぶ際に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では、各機種の違いと、おすすめの選び方をわかりやすくご紹介します!
Apitor Robotシリーズの基本情報と特徴
Apitor Robotシリーズは全8種類あり、プログラミング方法で分けると3種類に分類できます。
- プログラミング有り・Scratch
ビジュアルプログラミング言語Scratchを使用。ブロックをつなげていくだけでプログラミングができます。小中学生向け。 - プログラミング有り・ScratchJr
Scratchの幼児向けバージョン。ブロックが文字の説明ではなくアイコンのみのため、未就学児でも理解できます。 - プログラミング無し
プログラミング機能なしでモーターを動作させて楽しむモデルです。
プログラミング有り・Scratchのモデル
Robot X | Robot S | Robot Q | |
---|---|---|---|
レベル | 上級 | 中級 | 初級 |
対象年齢 | 8歳+ | 7歳+ | 6歳+ |
価格帯 | 高 | 高 | 中 |
モデル数 | 10 | 10 | 20 |
ブロック数 | 600 | 389 | 233 |
制御モジュール | 1 | 1 | 1 |
赤外線センサー | 2 | 1 | 1 |
カラーセンサー | 1 | 1 | 1 |
モーター数 | 3 | 2 | 2 |
LEDライト数 | 2 | 2 | 2 |
- Scratchでのプログラミング
- 赤外線センサーにより、ライン追従走行が可能
- カラーセンサーにより、色の識別が可能
プログラミング有り・ScratchJrのモデル
- ScratchJrでのプログラミングのため、未就学児におすすめ
- センサーは搭載せず、簡単な走行やLED点灯プログラムの作成ができる
プログラミング無しのモデル
Robot E | Robot G | Robot B | |
---|---|---|---|
用途 | 教育向け | 女の子向け | 男の子向け |
対象年齢 | 8歳+ | 6歳+ | 6歳+ |
価格帯 | 中 | 低 | 低 |
モデル数 | 14 | 8 | 8 |
ブロック数 | 218 | 298 | 240 |
制御モジュール | 1 | 1 | 1 |
赤外線センサー | 0 | 0 | 0 |
カラーセンサー | 0 | 0 | 0 |
モーター数 | 1 | 1 | 1 |
LEDライト数 | 0 | 0 | 0 |
- プログラミングには非対応
- Robot Eは教育向けに特化
- 機械工学や物理について学ぶことができる
- Robot G/Bは女の子、男の子の興味をそそるモデル
選び方のポイント
ポイント1.学びたい内容で選ぶ
①プログラミングを学びたい
プログラミングを学びたい場合は、Scratch及びScratchJrに対応したロボットを選びましょう。
未就学児で文字が読めない場合はScratchJr対応機種、小学生以上であればScratch対応機種がお勧めです。
②センサーを使った動作制御を学びたい
赤外線センサーを使ったライン追従走行や、カラー識別させて動作を制御するなど、センサーを活かしたプログラミングを学びたい場合は、Scratch対応機種の3つを選ぶと良いでしょう。
③機械工学や物理学の教育に役立てたい
機械工学や物理の知識を学びたいなら、教育用に特化したRobot Eの一択。
図形と文字で詳しく解説した教材が付属しており、遊びながら知識を豊かにすることができます。
ポイント2.性別を考慮して選ぶ
近年、性別に基づいておもちゃを選ぶという固定観念が薄れつつありますが、男の子、女の子が興味を感じやすいモデルで選ぶのであれば、Robot G、Robot Bを選ぶという選択もあります。
なお、これらはプログラミングには対応していないため、プログラミングにはこだわりがない場合に選ぶと良いでしょう。
ポイント3.対象年齢に合わせて選ぶ
学びの内容に特にこだわりが無いようであれば、対象年齢を基準に選べば良いでしょう。
ポイント4.予算に応じて選ぶ
予算に制限がある方向けの選び方です。
選び方まとめ
ここまで紹介した特徴をまとめると、次の通りです。
Apitor Robotシリーズは、それぞれ異なる強み・魅力を持っています。
家族や教育現場での目的に合わせて最適なロボットを選び、STEM教育の第一歩を楽しみましょう!
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